金蔵院

上南畑神社の北に接し、閑静なる寺院也、新義真言宗京都報恩院末にして密樹山と号す。 慶長十五年の起立と伝へられ、中興開山を承秀と云ふ。 明暦二年寂せり。 鐘あり。 安永六年の製にして、第九世寛慶の銘文を刻す。 本堂の裏に大杉あり。