茶場碑

伊波比神社後方にあり。小碑二基、一は重闢茶場碑記、(林輝の撰)、一は重建狭山茶場碑記(中村正直撰)也。蓋し茶は僧栄西が建久二年入宋して、貰し帰りたりと称す。之を全国五所に植え、狭山其一に居る。と云ふ。然れども里人は茶樹を以て野生に起りしものなるかの如く信ぜり。

宇治の新茶と狭山の古茶と出合ひましたよ横浜で……。村内俗謠の一、

居ねむり初めた狭山の茶をばゆすり起すは我役目…。村内俗謠の一、