龍円寺

新義真言宗智山派に属し、高麗村聖天院末、龍岳山観喜院と号す。境内に子の観音堂あり。開創不詳、中興開山俊誉、寛永六年寂す。堂宇荘厳なりしが、明治三十四年三月類燃に罹り、五月今の仮本堂を設け、子観音も其一部に安置せり。