霞か関址

上広瀬の東北にあり、柏原村と接せり。北は一面の高台にして、南は低地、其断崖高さ五六丈、往古越後、信濃地方より鎌倉に通ずる要所に当り、関守の跡あり。

果して霞関なるやを知らず。