長松寺

南方にあり。 三枝山と号し、龍穏寺十九世洪洲の開山にして、開基を三枝土佐守守重と云ふ。 慶安四年卒す。 寺は寛永十五年に成る。 寺の後方に屋敷跡あり。 即ち地頭三枝氏の居地也。