白髭神社

村社也。 勧請年月不明なれども、万治二年正月造営の棟札あり、其外は紛失せり。 安政二年正月十五日改造す。

古老の伝によれば、享禄の頃は現社地の西南二十間許の地に南面して社殿あり。 其跡今も歴然たりと云ふ。 又其頃神前にかゝれる鰐口に永享三年とあり、又社辺に天文七年と記せる日待供養塔の古碑ありしと云ふ。