小夜稲荷神社

裏宿今井氏宅地内にあり。 新田義貞の妾小夜姫の墓ありし処なるにより小夜稲荷と呼び、又志願成就したるものは鏡を納ひるを以て鏡稲荷とも称したりき、社の後方大なる榎あり。 枝葉繁茂して三百坪を掩ひたりきと云ふ。