白山神社

藪合にあり。 地頭天野源左衛門此社を建立せりと云ふ。 後延宝六年其孫彦兵衛再建す。 元禄十一年川越領となり、十七年松平美濃守、享保十二年延享三年、宝暦十一年秋元但馬守造営せしこと見えた。 明治に至り村社となり、四十三年村内の熊野社、神明社、稲荷、諏訪の四社を合祀す、神明社は元西裏にあり。 創立年紀不詳なりと雖、寛文六年以来地頭及領主にて数回再営を行ひしこと旧記に存せりと云ふ。