字山形の氏神にして、村社也。 木立の間に小祠立てり。 風土記に曰く。 「当社勧請の年歴は伝へざれど、社内に古き棟札二枚を蔵む。 其一は最古色にて、阿蘇の二字のみ僅に見ゆ。 一は永正元甲子年七月別当万蔵院造営せし由載せたれば古社なると論なし」と。