村の西南部にして、北岩岡の南にあり。 宝暦中の開発にして、山口領、徳川氏に属す。 代官の支配地なり。 明治以後北岩岡に合じ。 元、北野新田、川辺新田、中北野新田の三部落なりしが、明治九年合して北中と称す。
小手指村北野の新田也。
山口村上山口川辺の新田也。
字小手指原にあり。 日本武尊を祭る。 無格社にして、宝暦九年正月の創建也、今や将に小手指村北野神社に合せんとす。