島田は村の北部にあり、越辺川に臨む。 戸数百二三十。
臨済宗にして、越生正法寺末、天林山と号す。 古は天神坊と称する坊舍なりしと云ふ。 天神社も境内にありき。
東方にありて、一町四方程の地也。 天文の頃難波田弾正の知行せし処なれば、陣屋などのありし処にや。