西光寺

宿にあり。龍穏寺末也。大林山と号す。依て或は川角村大林坊を移したるものならんと謂へるものあり。寺侍によれば、慶長の頃より一小寺にして何宗たるやを明にせざりしも、寛文年間龍穏二十二世鉄心中興して曹洞宗の一寺となせりと称す。