雷電神社

龍谷山上にありて、創立の年月を伝へず。寛保三年正月別当大行寺法師宥恵の撰し記録によれば、寛正六乙酉年八月吉日造営金幤一本社殿に安置す。其裏面に永禄四年酉年八月造営とあり。爾後当社を阿諏訪大行寺瀧入行蔵寺の別当にて隔年両村より祭典を執行して、明治五年に至る。此年村社に列せらる。明治四十年拝殿を造営し、村内無格社神明社及日枝社を合祀し、瘡守稲荷社を移し来て境内社とせり。