大連寺

字馬貝サビにあり、曹洞宗能仁寺末、創立年月詳ならずと雖、高雲守岳和尚永正三年示寂、別外意伝和尚永禄二年寂、外定存知和尚天文十九年寂、円鑑守才和尚元亀元年寂、霊源知覧和尚天正十三年寂、而して五世を前住と記せる石碑等あり、然れども当時の宗派詳ならず。慶長八年村民協力して定営し、能仁四世格外玄逸を招請し、太平山大連寺と号し、格外を開山とせり、此に於て曹洞となる。