諏訪八幡神社

市街の西北部高台地にありて社伝詳ならざれど、棟札の写二枚あり。一は大檀那加治菊房丸助、願檀那平重清同菊房丸祖母昌忠永正十三丙子初春十一日と記し、一は本願智観寺住僧法印慶賢大檀那加治勘解由左衛門吉範当所諸檀那代竹小室三右衛門成就坊干時天正十二年七月吉日おあり。成就坊は大泉寺なりと云ふ。今は日枝、浅間、丹生、以下十数社を合祀したり。境内幽邃の趣あり。