永田は飯能の西北に連り、名栗川の北岸にあり。
西裏にあり。村社にして元禄十年の再興也。境内に秋葉稲荷等の小社あり。
中内出にあり。大黒山と号し真言宗新義派也。天文十一年千木氏良の再興なると鐘銘に見えたりと云ふ。