天神社の南に接し、天台宗、中院の末寺也。 道人山三心院と号す。 開山は尊能、寛永元年寂す。 本尊子育不動は安産の神として、賽客多し。 名所図会によれば、尊能寛永元年父母の追福のために此寺を立り。 父の法名道仙三心、母の法名妙善大師に囚て、山寺号を定めたりと。 一説也。